紅茶染めの方法 Tシャツで染め方の手順と色止めの仕方を紹介。



※こちらの記事は以前運営していた「アジシオな日々」というブログからの転載になります。


本文中の画像など、当時のブログからそのまま転載しておりますので多少見づらい部分もありますがご了承ください!



こんにちは。賞味期限が切れてしまった紅茶を使って黄ばんでしまった白いTシャツをアンティークなピンクベージュに染めてみました。


紅茶染めは特別な道具を使わなくても、自宅で手軽にできるのが魅力のひとつです。


今日はTシャツを使って紅茶染めのやり方と色止めの手順を書いこうと思います。


紅茶染めできれいに染めるコツ。





紅茶染めできれいに染めるポイントは、染めたいものの素材をチェックすることです。染まりやすい素材は絹や羊毛(ウール)など、タンパク質が含まれた動物性の繊維です。


綿や麻(リネン)など植物性の素材は、タンパク質が含まれていない繊維なので、染まりにくいため下処理をしてから染めていきます。


逆にポリエステルやアクリルなどの化学繊維は、ほとんどと言っていいほど染まりません。


ちなみに綿と化学繊維の混紡素材を紅茶染めすると、綿の部分だけ染まるので霜降りのような感じになります。


紅茶染めの材料。






  • 紅茶 適量
  • 牛乳


紅茶の量は適当でOKです。目安としてTシャツ一枚なら5~6パックあれば、全体的にピンクベージュに染まってくれます。ちょっと濃いめにしたい場合は10パックほど用意するといいでしょう。


賞味期限切れや100均に売っている紅茶を用意すれば充分、わざわざ高い紅茶を買わなくても大丈夫です。


黄色味の強いベージュにしたい場合は玉ねぎの皮をプラス、茶色味の強いベージュにしたい場合はコーヒーをプラスすると色味が変わってきます。


今回は紅茶そのままの色味を生かして紅茶だけで染めたいと思います。塩は紅茶の色が抜けないよう色止めする時に使っていきます。


紅茶染めの手順。






 まずは染めたいものを洗濯し、紅茶の色が繊維に入り込みやすいよう水で2倍に薄めた牛乳へ浸して下処理をします。

牛乳がない場合は普通の水に浸すだけでもOKですが綿や麻は染まりにくいため、牛乳を使った方が紅茶の色味が出やすくしっかり染まります。


染めるものの大きさや生地の厚さにもよりますが、20~30分漬け込んでください。漬け込みが終わったら軽く手で絞っておきます。





 大きめの鍋にTシャツがしっかり浸かるくらいのお湯を沸かし紅茶を煮だしていきます。


あとで紅茶のパックを取り出しやすいように、鍋の取手にセロテープで貼っておくといいですよ。しっかり染まるよう濃いめに煮だすのがポイントです。





③ しっかり煮だしたら紅茶のパックを取り出し火を止めてから、先ほど牛乳を絞っておいたTシャツを入れていきます。


火をつけたまま染めたいものを煮て染める方法もありますが、染めるものがこげたりする場合もあるので(経験者)私は火を止めるやり方で染めています。

染めるものが色ムラにならないように、ときどき箸でかき混ぜながら紅茶が自然に冷めるまで放置します。


すすいだり乾かしたときに若干色落ちしますので、きれいに染めるためには放置する時間を少し長めにして希望の色味より少し濃く染めるのがポイントです。


紅茶が冷めたらTシャツを取り出します。この時紅茶はまだ捨てないでおきましょう!




④ Tシャツを水洗いして軽く絞り色の濃さやムラがないかチェックします。


色が薄かったりムラがある場合は先ほど取っておいた紅茶をもう一度沸かして染め直します。自分好みの色になるまで、水洗い→染め直しの工程をくり返してください。


もしも「なんかムラとかシミがある(汗)」という場合は、対処法をこちらに記載しましたのでよろしければ参考にしてみて下さい。




⑤紅茶染めをした後にそのまますぐ洗うと、せっかく染めた色がどんどん抜けてしまうので色止めするために塩を使っていきます。


大きめの鍋や洗面所にTシャツが浸るぐらいのぬるま湯を用意してください。


ぬるま湯の中に塩を溶かして塩水を作り、Tシャツを入れて1時間ほど浸けておきます。ときどき箸でかき混ぜながら、Tシャツにまんべんなく塩水がひたるようにします。


塩の量は染めるものに対して3%を入れればOKですが、3%と言われてもピンときませんよね…(笑)


目安としてTシャツ一枚なら、大さじ一杯の塩を入れればだいたい3%位なので、染めるものの大きさによって少しずつ量を多くする、という結構アバウトな計量でも大丈夫です。


色止めにはミョウバンを使う方法もありますが、ミョウバンを常備しているご家庭はあまりないかな?と感じたので今回は塩を使う方法をご紹介しました。


お持ちの場合はもちろんミョウバンを使ってもOK!分量は塩を使う場合と同じです。


塩を入れるとどうして色止めできるの?


塩にはマグネシウムやカルシウムといったミネラルが含まれているため、これらが染料と結合すると安定して簡単に溶けることがなくなります。


そのため、塩を使うと色落ちが防げるという原理なんですね。


塩水に浸した後は2~3度しっかり水洗いし、洗濯機で脱水して普通の洗濯物のように乾かせばできあがりです。


完成!






クローゼットにしまっておいて黄ばんでしまったTシャツですが、紅茶染めでちょっとアンティークなTシャツに早変わりしました。


紅茶の種類、量、放置時間によって、色味が少しずつ変わるのが紅茶染めの楽しいところです。

紅茶染めのやり方は他にもありますが、特に決まったやり方があるわけではありませんので「これなら自分にもできそうだな!」というやり方で自由に染めると楽しいです。


自宅での染色は難しいイメージがありますが、紅茶染めなら流しやお風呂場も汚れにくく、後片付けもラクなのでチャレンジしやすいところが個人的に好きなポイントです。


最後までお読みただきましてありがとうございました!

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